草木染めの服やかばんについて~初めての方へ~

ーじっくり数日かけて染色している為、やわらかな質感です。植物による染色なので、もやもやとした色が現れます。

ーひとつひとつ手作業による染色、そして植物の色素の為、同じ色でも染め上がりに若干の違いがあります。
  面白いもので、同じ綿でも、生地の織によって染まりあがりの色もかわってきます。

ー染めムラやシミ、反応による黒い斑点がある場合があります。

ー長く着ていくにつれ、色褪せ・色の変化が楽しめます。こちらについてはアフターフォローもございますのでそちらも合わせてご覧ください。

どれも草木染の特徴であり、これも植物染料・手染めの良さです。
この〔ひとつひとつ違う色やムラ〕をお楽しみいただければ嬉しいです。

ISTISTの服の、主な染色方法

浸染め 植物染め 
数日かけてじっくりと鍋の中で染色します。
これにより生地はぐっと柔らかくなり、着心地のよい服になります。
ISTISTでは主に8種類の植物を使用して、
繰り返し染め重ねる〔染め重ね〕技法をつかって多くの色をつくっています。

藍染め 植物染め 
同じ植物染めでも、藍染めは熱湯ではなく水の中で染めます。
藍の色素は、いわゆる❝付着❞した状態なので、
着ていくにつれヒゲやアタリとよばれる独特な色落ちがあります。
回数を重ねれば重ねるほど、色は深く濃くなっていきます。

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柿渋染め 植物染め 
古くから馴染みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
防虫効果のある柿渋は、タンスに入れる前に衣類を染めてなおしたと言われています。
こちらは太陽の光で発色していくので、長いときは二か月ほどかけて染色します。