今年も来ました夏!工房はすでに灼熱です。
そんな中newTシャツようやく完成しました。

ISTISTスタートの時から憧れてたオリジナルの形のTシャツ。


最初にパターン~縫製~染色と完全オリジナルが完成したのが2018年頃。そこから少しずつバージョンアップしていきましたが、今回は少し所ではなく革命起きました。


正直今となってはどちらかと言えばメインのアイテムではないのですが、
何故そんなにTシャツこだわるかと言うと、
ISTISTはそもそも自分の好みを凝縮させたかっこいいTシャツ作りたいって気持ちから始まって今に至るのです。Tシャツ専門のブランドがスタートなんです。


もっと振り返れば中学生の頃に始めたバンドからずっと繋がってまして
ちょっと昔話になりますが、

初めてTシャツ染めたのが16歳頃。
セックスピストルズのコピーバンドやっててライブで着る為にシドヴィシャスがプリントされたのをコーヒー染め。


それが原点でして。

その頃よく読んでた雑誌の「BURST」にやり方が載ってたんですが勿論失敗。


田舎の高校生の自分には貴重だった(恐らく兄からもらったはず)シドのTシャツが、ただの薄汚く変色したヨレヨレのTシャツと化しました。


しかし16歳の無敵状態の自分にはそんな事はどうでもよく、何か自分で新しく作り上げたという事実に気持ちが高揚しました。

数日後そのままのテンションで挑んだライブでしたが、染色した後色落ちにビビり洗濯も何もしてなかったんです。そのため汗とコーヒーの匂いが混ざり、最悪な事にその時のパンツもキッチンハイターでブリーチしたやつだったのでハイターの残り香もプラス。。。

その結果、薄汚い上に異臭という視覚的にも嗅覚的にも地獄絵図。


因みにそれ以降もこりもせずタミヤスプレーで塗装したパリパリのロンTやらバンダナを縫いつけた、もはやパンクなのか何なのかわからないシャツ等を拵えてました。


二十歳頃からやりだしたバンドGNAWNOSEでは紙でできた繋ぎの服や自作のノイバウテンのTシャツもよく着てました。

(ISTISTはノイバウテンの曲was ist istからとってます)

そんなこんなで原点の異臭騒ぎTシャツから27年ぐらい?

経ち、僕の状況、感覚、そして形態もどんどん変わり、時に最初の気持ちも忘れがちになるのですが、バンドもTシャツ作りも変わらず日常にあり続けてます。

昔話はこの辺にしましてここからが本題ですが、
ISTISTのTシャツは使用する糸やリブの太さ、シルエット等毎年少しずつバージョンが変わってましたが、今回は生地そのものを全く新しくしました。それが冒頭でも書きました革命でして、

念願の吊り編み天竺生地使用し、バインダーリブ、そしてシングルステッチで仕上げています。

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因みに吊り編み生地とは、1960年代まで主に活躍していた旧式の編み機で編まれた生地です。

この通称「吊り編み機」によって紹まれた生地は1時間に1m 程しか生産できません。

生産効率が低い分、余計な力をかけずに糸が常に空気を含みながらリラックスした状態で編み上がり、編み上がった生地も強制的に巻き取らないため、洗いこむほどに、ニット独特の柔らかさと温もりを実感できます。

要はぎゅっと肉厚なふかふか感のある生地です。

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この時点でふんわりしてます

勿論これまで使用していたオーガニックコットンの生地も素晴らしいんですが、この詰まった感じの生地の風合いが個人的には好みなんです。

色のラインナップもシンプルに小豆色・老竹色・群青色・柑子色の4色に加え染め無しの生成の5パターン。

サイズはS・M・L・2L

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左より小豆色・老竹色・群青色・柑子色・生成(染め無し)

あまりにも仕上がりが気に入ってしまい初めて染色無しの生成も追加してますが、後々これに色を入れる事も可能です。

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何はともあれ一度手に取り実物を見て頂けると更に細かい風合いが伝わると思いますので近隣の方は是非お気軽に遊びに来て下さい。